あつ森はじまめした

当初私は自分の性分じゃないと思い夫が遊んでいるのをじっと見ていました。

夫は今ある都会の暮らしを全て捨て人生の楽園を目指し無人島へ─

日々、ひたすら木をゆすり

落ちたものを拾い

時には蜂に刺され

俺はこんなことをするたびにここへ来たのだろうか─

夫が不憫で不憫で(注※夫はめっちゃ楽しそう)

こうして居ても立ってもいられず妻は立ち上がったのです。

その島暮らし、俺が助けてやんよ。

休日ともなれば一日中無人島に行き、同じ家というか同じ部屋で通信をし互いの島を行き来する。小学生みたいな遊びをしております。

プロの釣り師を目指す夫を草むしりをしながら見守り

あさりを掘っては「撒き餌ここに置きますね」

西田敏行氏のナレーションで紹介される私たちの楽園はそう遠くないはず。

無人島暮らし、秒で飽きると思っていたけれど感情を揺さぶられる事もなく淡々と出来る作業ゲーが外出自粛の現状も相まって割といやかなり楽しめてます。

島で共に暮らす仲間達もそれなりに付き合ってやりすごすつもりでした。

やたらゆるい島民。

肌に合わない。

そう思ってました。

リアルでも花に興味ない私が暇にまかせて他にすることなくて植えた花。

それを狙う島民か!住民トラブルイベント発生か!

何をしているのだろう?とそっと近づいて見てみたら

彼らが水をあげたところでシステム上なんのメリットもないというのに!!!

彼は私の乾いた心にも水を注いだ。

それからの私の島暮らしは変わった。

花が好きな彼の家のまわりを

花でいっぱいにしたり

貢物をしたり。

実質ストーカー行為をしている。

でも大丈夫、この島にはまだ警察がいない。

そんな彼は感情の乏しい私に喜ぶことを教えてくれた。

こうやるんだよと教えてくれた。

私はこの島で生きると決めた。

決めたからには彼に習ってがんばってみようと思った。

何か気に障ったのだろうか。

島暮らしの苦悩はまだまだ続く。

とにかく私は今、BLゲームの世界観のラブホテル建設に注力してる。